山﨑法律事務所のコラム
2013年3月18日 月曜日
姥桜 「UBA(うば)」と呼ばれて・・・
桜の花咲く季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
当事務所では、女子事務員が半田事務所、東海事務所で総勢6名、日々、弁護士をサポートし、法律事務に携わっております。
そして、今回担当させていただくのはブログの更新、女子事務員3人目、M.Iです。
・・・私たち6名は、AKBではなくUBA(うば)と呼ばれています。
というワケで、今回は姥桜についてお話しします。
「姥桜」とは、葉が出るより先に花が開く桜の通称。例えて、女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性のことを言うようです。
ここで「姥桜」の伝説を紹介します。暇な方は読んでみてください。
昔、ある長者が子供に恵まれず、松山の西山の麓、太宝寺のお薬師様に願かけをした。
願いが叶って、女の子が生まれて、露(つゆ)という名前を付けた。
大事に育ててきた乳母の乳が急に出なくなったが、お薬師様に七日の願をかけたおかげで治り、そのお礼に長者はお堂を建てた。それが太宝寺の本堂だという。
お露は美しい娘に成長したが、15歳の時に病に罹り、乳母は我が命に替えてでもお嬢様を助けて下さいとお薬師様にお祈りした。その甲斐あって、お露は元気を取り戻したが、乳母はその約束だといって薬も口にせず、「お薬師様にお礼として桜の木を植えて下さい」と言い残して死んでしまった。長者は乳母の言葉通り、桜を本堂の前に植えた。
不思議な事に、桜は枝なしに幹から2~3輪花が咲いた。その花の色は母乳のような色で、花はまるで乳母の乳房のようであったという。皆これを「乳咲き」といって大層珍しがったという。
なんといい話ではありませんか?
ところで、私たち女子事務員は、この「UBA(うば)」という呼び名を今までは心地よく受け入れていたのです。
本来の意味とこの伝説を呼んでも納得できるところです。
しかし、今では年甲斐もなく若作りしている女性を指すようになっていようとは驚きです。
今後は、「UBA(うば)」と呼ばれたら、返事をしようか、しないでおこうか?
うーん、悩むところです。
もうしばらく、つら~い花粉症の季節は続きますが、皆さまご自愛下さいませ。
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